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 相模原市の本村賢太郎市長は22日、同日発売の週刊新潮で、暴力団員と密接交際があったとされる福岡県の男性から個人献金を受けたと報じられたことを踏まえて、この献金を全額返還すると述べた。市役所で報道陣の取材に答えた。

 本村市長と後援会事務所によると、返還するのは男性が市長の資金管理団体に2016年3月~19年5月に寄付した計482万4千円と、男性が経営に関わる建設会社が16、17の両年度、市長の衆院議員時代に政治資金パーティー券代として払った計200万円。

 男性は福岡県久留米市の建設会社の実質経営者。市長の伯父の故・本村和喜元参院議員の支援者で、市長が和喜氏の秘書時代からの付き合いという。

 福岡市は今年6月、男性が暴力団員と密接交際があるとの福岡県警からの排除通報に基づき、男性が関わる建設会社について、市と契約ができない「排除措置」にしていた。

 本村市長は「(週刊誌の)取材を受けるまで、男性が暴力団と関係があるとは確認できなかった。違法性は全くないが、道義的に問題がある献金と判断した。確認が甘かった」と述べた。(岩堀滋、小寺陽一郎)